ahamoは海外でもテザリングできます。対応する国・地域では、スマートフォンのモバイルデータ通信を使って、パソコンやタブレットをインターネットにつなげられます。
テザリングの追加申し込みや利用料金は不要です。ただし、スマートフォン単体の通信とテザリングは同じデータ容量を使うため、パソコンでの動画視聴やファイルの送受信には注意が必要です。
この記事では、ahamoの海外テザリングの料金・利用条件、iPhoneとAndroidでの設定方法、つながらないときの確認手順を解説します。ホテルのWi-Fiが使えないときや、海外出張でパソコンを使いたいときの参考にしてください。
サービスの詳細はこちら>>>ahamo公式サイト![]()
ahamoは海外でもテザリングできる|料金と利用条件

テザリングとは、スマートフォンのモバイルデータ通信を、パソコンやタブレットなどに共有する機能です。別途Wi-Fiルーターを用意しなくても、対応するスマートフォンからほかの端末をインターネットに接続できます。
ahamoは海外でもテザリングに対応しています。主な条件は以下のとおりです。
| 確認項目 | 海外テザリングの条件 |
|---|---|
| 追加申し込み | 不要 |
| テザリングの追加料金 | 不要。回線の月額料金は必要 |
| 利用できる場所 | ahamoの海外データ通信対象国・地域 |
| 海外の高速データ容量 | 月30GBまで。国内利用分と合算 |
| テザリング専用の容量 | 別枠ではなく、スマートフォンの通信と共用 |
| 日数による速度制限 | 海外利用開始日を起算日として15日経過後、最大128kbps |
| 接続できる端末数・接続方式 | 利用するスマートフォンや接続先端末によって異なる |
容量は2026年11月時点の条件です。公式案内では、2026年12月1日から海外での月間利用可能データ量を40GBへ変更予定とされています。渡航前に最新の料金・サービス条件をご確認ください。
海外用に30GBが別途付くわけではない
通常プランでは、日本と海外で使ったデータ量が合算されます。例えば、その月に日本で20GB使っていれば、海外に出発した時点の残量は10GBです。
パソコンで使う分も同じ残量から消費されるため、出発前にahamoアプリなどで確認しておきましょう。2026年11月時点では、大盛りオプションに加入していても、海外で使える容量は月30GBまでです。
対象国・端末の確認が必要

ahamoの海外データ通信は91の国・地域に対応しています。ただし、すべての国で使えるわけではありません。利用するスマートフォンが渡航先のネットワークに対応しているかも確認してください。
対象国や各国での利用体験、海外ローミング全体の設定・注意点は、以下の記事にまとめています。
海外でahamoのテザリングを使う方法
設定は、①スマートフォン自体をahamoの海外回線につなぐ、②テザリングをオンにしてパソコンなどを接続する、の順番で行います。
まずスマートフォン単体で通信できるか確認する
海外到着後、ahamo回線の「データローミング」をオンにします。複数のSIM・eSIMを利用している場合は、モバイルデータ通信にahamoが選択されていることも確認してください。
Wi-Fiをオフにした状態で、スマートフォンのブラウザからWebページを開いてみましょう。スマートフォン自体がモバイル通信できていない場合は、テザリングをオンにしても接続先のパソコンはインターネットを利用できません。
iPhoneでのテザリング設定
- 「設定」から「インターネット共有」を開く。表示されない場合は「モバイル通信」内も確認する
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにする
- 画面に表示される「Wi-Fiのパスワード」を確認する
- パソコンやタブレットのWi-Fi一覧から、そのiPhoneの名前を選ぶ
- パスワードを入力し、接続先端末でWebページを開いて確認する
初めて接続する際は、iPhoneのインターネット共有画面を開いたまま操作すると確認しやすくなります。画面の構成はiOSのバージョンや端末によって異なります。
端末の組み合わせによっては、USBやBluetoothによる接続も利用できます。USB接続では、対応するケーブルやパソコン側の設定が必要になる場合があります。
Androidでのテザリング設定
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」や「接続」などから、「アクセスポイントとテザリング」などの項目を開く
- Wi-Fiアクセスポイントの名前とパスワードを確認・設定する
- Wi-Fiアクセスポイントをオンにする
- パソコンやタブレットのWi-Fi一覧から設定した名前を選び、パスワードを入力する
Androidはメーカー・機種・OSによって設定名が異なります。USBやBluetoothで接続したい場合も、利用端末の取扱説明書に沿って設定してください。
ahamoが海外でテザリングできないときの確認手順
つながらないときは、「スマートフォンも通信できない」のか、「スマートフォンは使えるがパソコンにつながらない」のかを分けると、確認箇所を絞れます。
| 症状 | 最初に確認すること |
|---|---|
| スマートフォンでもWebページが開かない | 対象国・データローミング・データ通信に選んだ回線・電波状況 |
| パソコンのWi-Fi一覧にスマートフォンが出ない | インターネット共有のオン・オフ、設定画面、端末同士の距離 |
| パスワードエラーになる | 共有元のパスワードを確認し、接続先の保存済み設定を削除して再接続 |
| 接続済みなのにインターネットを使えない | スマートフォン単体での通信、データ残量、日数制限、接続先端末の状態 |
| 通信はできるが極端に遅い | 容量・日数による速度制限、電波・混雑、バックグラウンド通信 |
スマートフォンも通信できない場合
まず、渡航先がahamoの海外データ通信対象国であること、ahamo回線のデータローミングがオンであることを確認します。デュアルSIMの場合は、データ通信に別の回線が選ばれていないかも確認してください。
設定が正しければ、機内モードのオン・オフや端末の再起動を試します。現地の通信障害や電波状況が原因の場合もあるため、場所を移動すると改善することがあります。
スマートフォンは使えるが、パソコンにつながらない場合
インターネット共有やWi-Fiアクセスポイントを一度オフにし、再度オンにします。接続先のパソコンでもWi-Fiを入れ直し、共有元の名前とパスワードを確認してください。
改善しない場合は、両方の端末を再起動します。以前の接続情報が保存されている場合は、パソコン側でそのネットワークの登録を削除し、改めて接続する方法もあります。
対応するiPhoneでは「互換性を優先」をオンにすると接続できる場合があります。ただし、通信性能やWi-Fiのセキュリティが低下する場合があるため、必要なときに試してください。
iPhoneの詳しい確認手順は、Apple公式のインターネット共有トラブル対処方法も参考になります。
接続できるのに遅い場合
データ容量や海外利用日数による速度制限がかかっていないか確認してください。接続先のパソコンで、大きな更新やクラウド同期が動いていないかも確認します。
同じ回線を複数台で共有すると、利用できる通信速度も分け合うことになります。まずは1台だけ接続し、動画再生や大きなダウンロードを止めて試しましょう。
容量超過や15日経過後も海外テザリングは使える?
速度制限がかかると、テザリング先のパソコンやタブレットも影響を受けます。ただし、速度が制限されることと、テザリング機能が使えなくなることは別です。
| 制限の原因 | 通信速度 | データ追加で解除できる? |
|---|---|---|
| 通常プランの月間利用可能データ量を超過 | 最大1Mbps | 追加購入で解除可能 |
| 海外利用開始日を起算日として15日経過 | 最大128kbps | 解除不可。日本へ帰国してデータ通信を行う必要がある |
最大1Mbpsでも、軽いメールや文章中心のWeb閲覧などに使える場合があります。一方、大きなファイルの送受信や高画質動画、複数端末での同時利用は時間がかかることがあります。
15日経過後の最大128kbpsでは、地図や画像の読み込み、パソコン作業などが難しくなりやすいため、長期滞在では別の通信手段を用意しておくと安心です。この日数制限は、月が替わったり別の国へ移動したりしてもリセットされません。
なお、2026年11月時点で大盛りオプションを利用している場合は、海外で月30GBを使い切ると、追加購入しても当月中の海外での容量制限は解除されません。契約中のプランに応じた条件をご確認ください。
最新の容量・利用条件はこちら>>>ahamo公式サイト![]()
海外でahamoのテザリングを使った体験談|ホテル・空港で役立った場面

私は海外のホテルや空港でパソコンを使う際、ahamoのテザリングを利用しています。施設にWi-Fiがあっても、接続条件が合わなかったり、使いたいサービスにアクセスできなかったりすることがあるためです。
ポルトガル・シドニー・メルボルンのホテルではクレジット決済に利用
ポルトガルや、オーストラリアのシドニー・メルボルンのホテルでは、パソコンでクレジットカード決済をするときにahamoのテザリングを使いました。
ホテルのWi-Fiが使える場合でも、カード情報を入力する際は自分のモバイル回線で通信したいと考え、テザリングに切り替えていました。別のWi-Fiルーターを用意せず、手元のスマートフォンで接続を切り替えられるのは便利です。
これは私の使い分けであり、ホテルのWi-Fiが必ず危険という意味ではありません。テザリングを使う場合も、決済先が正しいサイトであることや、端末のセキュリティを確認することは大切です。
トルコの地方空港では現地の電話番号が必要でWi-Fiを使えなかった
トルコの地方空港では、私が利用しようとした空港Wi-Fiの認証に現地の電話番号が必要で、接続できないことがありました。
そこで役立ったのが、ahamoのテザリングです。空港Wi-Fiに接続できなくても、スマートフォンのモバイル回線を使ってパソコンをインターネットにつなげられました。
「空港にWi-Fiがあるから大丈夫」と思っていても、実際には認証条件によって使えないことがあります。施設のWi-Fiとは別に、自分で通信できる手段があることの便利さを感じました。
香港のホテルではAIサービスを使うためにテザリングを利用
香港のホテルでは、ホテルのWi-Fi経由だと、私が使いたいAIサービスにアクセスできませんでした。一方、ahamoのテザリングに切り替えるとアクセスできたため、ホテルでパソコン作業をする間は、ずっとテザリングを利用していました。
インターネットにつながっていても、接続する回線によって使いたいサービスにアクセスできない場合があると実感した経験です。これは利用時の状況であり、すべての香港のWi-FiやAIサービスで同じ結果になるとは限りません。
このように、海外テザリングはWi-Fiがない場所だけでなく、認証できないときや、使いたいサービスにアクセスできないときにも役立ちました。ただし、長時間のパソコン作業ではデータ容量とバッテリーを消費するため、残量や充電状況を確認しながら使いましょう。
海外テザリングで気をつけたいデータ消費・充電・パスワード

パソコンの自動更新やクラウド同期を確認する
パソコンは、接続後にOSの更新やクラウドへのファイル同期を始めることがあります。作業内容がメール中心でも、バックグラウンド通信で残量を消費する場合があります。
大容量の更新や写真・動画のバックアップは必要に応じて一時停止し、作業の前後にahamoのデータ残量を確認しましょう。
長時間の利用では充電と発熱に気をつける
テザリング中はバッテリー消費が増え、端末が熱くなることもあります。長時間の作業では充電手段を確保し、直射日光の当たる場所や熱のこもる場所を避けて使ってください。
使用後はインターネット共有をオフにすると、不要な接続やバッテリー消費を抑えられます。
推測されにくいパスワードを使う
Wi-Fiテザリングにはパスワードを設定し、必要な相手にだけ共有しましょう。見覚えのない端末が接続していないか、接続台数の表示も確認してください。
公共の場所で使った後や、同行者との共有が終わった後は、不要な接続を切っておくと管理しやすくなります。
マルタなどahamo対象外の国では別の回線を用意する
マルタはahamoの海外データ通信の対象外です。スマートフォン自体がahamoのデータ回線につながらないため、ahamo回線を使ったテザリングもできません。
マルタでの通信には、楽天モバイルやマルタ対応の旅行用SIM・eSIMなどが候補になります。パソコンにも接続する予定なら、購入前にテザリング対応と容量を確認してください。
楽天モバイルのRakuten最強プランはマルタでの海外ローミングに対応しています。毎月2GBまで追加料金なしで高速データ通信を利用でき、海外利用分もプランの月間データ利用量に加算されます。2GB超過後は最大128kbpsとなり、高速データの追加は1GBあたり500円(不課税)です。
パソコン作業では2GBを短時間で使う場合もあるため、残量や追加費用を考えて選びましょう。
詳しくはこちら>>>楽天モバイル
まとめ|海外でもテザリング可能。つながらないときは回線から確認
ahamoは、海外データ通信の対象国・地域でテザリングを利用できます。追加申し込みやテザリングの追加料金は不要で、スマートフォンの通信と同じデータ容量を使います。
つながらないときは、まずスマートフォン単体でモバイル通信できるかを確認し、その後にインターネット共有と接続先端末を確認しましょう。
出発前には対象国・当月の残量・利用期間を確認してください。パソコンの自動更新や同期、長時間利用時の充電にも気をつければ、ホテルのWi-Fiが使えないときや海外出張中の作業にも役立ちます。
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各国での通信速度や実際の使用感は、以下の記事で紹介しています。


