海外旅行・海外調査にポケトークSは役立つかを韓国語で検証!

ポケトークを韓国語で検証 海外事情

英語が通じない国に旅行に行くときは皆さんどうしていますか。

英語が多少できるから、大丈夫と思っていないでしょうか。

英語は世界語といっても、英語が母語ではない国では観光地やホテル以外では通じないことが多いですよ。何かあったとき、言葉が通じない国にいたら一大事です。

それを解決する対策の一つとして音声翻訳機のポケトークがおすすめです。

ここでは、最初になぜ海外に行くにはポケトークが必要なのかのその理由を私の実体験を混ぜながらお話します。

次に、英語以外の言語、韓国語で実際にその正確さを検証してみましたので、その結果をご報告します。

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ポケトークが必要な理由:韓国での経験から

最初に私の実体験をお話します。

3・11の大地震ときに、韓国の金浦空港の搭乗口にいました。

搭乗の案内が入る寸前に、地震が発生し、そのままロビーで夜まで缶詰です。

案内はほとんど入らず、ひたすら韓国語で「東京に大地震が発生」と繰り返すばかり。

特に、何をしてくれるわけでなく、日本人の担当者や日本語がしゃべれる担当者もいませんでしたので、日本人はそのままそこで待機するしかありません。ちなみに、韓国系の空港会社です。

韓国人は長ーい列に並んで、そこで何か手続きをしてどんどん外に出ていきました。

多くの日本人はそのままじーと何もすることができず、ただ座って待っているだけでした。

すでに、何時間も経過しており、私はこのままここで夜を明かすのはいやだし、日本に帰ってもどうせ空港で足止めだろうと思い、韓国人が並んでいる列に並ぶことにしました。

私は韓国語ができますので、外に出してほしいことを伝え、荷物を受け取り、ホテルに電話して、そのまま韓国に数日滞在し、自宅までの交通手段があることを確認してから、日本に帰りました。

そのとき痛感したことは、韓国語ができなかったら、どうなっていたのだろうということです。

そのままロビーで夜を明かすか、東京以外の関西などの空港に降ろされて、そこから結局足止めで、東京に帰るまでの交通費がさらにかかったと思います。

また、韓国では、今でも時々ぼったくりというのがあります。

一人で韓国に行くと、仕事で来ていると思われ、あまりそういったことはないのですが、子連れで行ったときには、「韓国語ができない韓流好きの親子」に見えたのでしょう。

日本語のできるフロントの方に毛布をお願いしましたところ、毛布1枚に4,000円請求されました。

後で、別のフロントの人に韓国語でなぜそんなに高いのかと聞きましたら、なんと「無料です」という韓国語での返答がありました。

もちろん韓国語でかなり怒りましたので、その後丁重に、毛布4枚を持ってきてくれ、果物までいただきました。

こんな2つの体験からいえることは、その国の言語ができないと何かあったとき大変なことになる、また、騙される可能性もあるということです。

また、英語が堪能だからといっても、英語圏ならOKですが、その他の国はみんながみんな英語を喋れるわけではありません。

自分の身を守らないといけないです。

英語圏以外の国で、自分がその言語ができない場合は、信頼のできる音声翻訳機に頼るしかないです。

では、信頼のできる音声翻訳機はどれがおすすめかといいますと、やはり大手の鉄道会社や自治体などで使用しているポケトークが安心して使えると思います。

数年間前にインバウンド調査で日本全国の調査をしたことがありますが、大手の鉄道会社や観光に力を入れている自治体などでは、ポケトークを関係者全員に配布していました。

ポケトークとは

最初に、ポケトークについて簡単に紹介します。

ポケトークは、互いに相手の言葉を話せなくても、まるで通訳がいるように対話できる音声翻訳機です。

「対応言語」61言語を音声・テキストに、21言語をテキストのみで翻訳できます。

英語・中国語・韓国語といったメジャー言語はもちろんのこと、ベトナム語・ネパール語などといったマイナー言語にも対応しています。

また、インド英語、ブラジルポルトガル語などの「方言」にも対応しています。

ポケトークには大きくわけて2種類あり、ポケトークSとポケトークWがあります。

簡単にこの2つの違いをいうと「カメラ翻訳!」ができるかできないかです。

つまりポケトークSだと文字にカメラをかざすと、自動で翻訳してくれます!

ちなみに
ポケトークWは
幅:59.8mm
厚み:15.8mm
高さ:110mm
本体重量 :約100グラム

ポケトークSは(名刺サイズ)
幅:53.8mm
厚み:11.5mm
高さ:91.6mm
本体重量 :約75グラム

韓国語で検証

今回はポケトークSでどの程度正しく翻訳してくれるかを検証してみました。

大きさは名刺ぐらいのサイズで、携帯よりずーと軽く、使いやすいです。

ポケトークで旅行に関する韓国語を訳してみる

最初に「美術館の開館時間は何時から何時までですか?」を韓国で訳してみました。

つぎに「部屋がうるさいんですけど、他の部屋に変えてもらえますか」を訳してみました。

ポケトーク韓国語

訳は両方とも何の問題もないですし、発音も完璧な韓国語です。

その他にも観光によく使うフレーズをいくつかためしてみましたが、綺麗に訳してくれます。

ただ、もう少し丁寧な言い方にしてほしいので、語尾をいろいろ日本語で丁寧に変えてみましたが、変わらずです。

個人的には、語尾をこうしたい、自分ならこう言うんだけどという部分はありますが、完璧な韓国語ですので、旅行で使うなら全然問題ありません。

これだけできるなら、十分合格です。

ポケトークで論文を韓国語に訳してみる

韓国語での学会発表や韓国での調査に使えるかなと思い、長い専門的な文章を韓国語に変えてみました。

ほとんど問題なく訳してくれます。

ただ、問題が2つ。

問題① 普段あまり使わない言語は要注意

一つ目の問題は「乳の摂取に対する意欲・関心が高まるかを検証する」という部分がどうしても乳をそのままニューと訳してきます。もちろん牛乳と言い換えれば、ちゃんと訳してくれました。

単語は通常使っているものを入力する分には問題ありませんが、そうでないと難しいようです。

そういった意味では、難しい専門的なことを訳すときには単語を言い換えるなどかなり注意が必要です。

問題② 語尾がぞんざい

もう一つの問題は、「旅行に関する韓国語を検証」のところでもいいましたように、語尾がちょっとぞんざいです。

日本語でいろいろ丁寧に言い換えても、語尾は変わりません。

意味は間違ってはいないのでいいのですが、やはりそのようなところまでの区別はまだまだですね。

ポケトークSの韓国語での検証結果からの感想

韓国での調査で込み入った話をしなければならないとき、韓国語がとっさに出てこなくて困ることがあるので、そんなときに、便利ですね。使いようによっては、すごい役立つなという印象を受けました。

通訳を雇うほど韓国語ができないわけではないのですが、そこまで流暢というわけではないので。

今回いろいろ韓国語に訳してみて、どう考えても私よりもポケトークの韓国語力のほうが上でした。

韓国語がつまったとき、ポケトークにしゃべらせて、その後に語尾を丁寧に自分で言い換えれるなどの工夫をすれば、コミュニケーションがよりスムーズに行くし、なんといっても私自身の韓国語の勉強にもなると思います。

正直いって、今まで自動翻訳をかなりバカにしていたのですが、韓国語に関しては、かなり使えますので、観光にももちろんですが、海外調査に行く際にも役立つと思います。

ただし、他の言語、特に、マイナーな言語に関しては、どのくらい正確かは正直言ってわかりません。

あくまでも今回は韓国語に関してのみの検証結果と感想です。

おわりに

ここでは、ポケトークSを使って韓国語での検証を行ってみました。

結果をまとめますと、語尾をもうちょっと丁寧にいいたいなという不満はありますが、観光の旅行などでは問題なく訳してくれ、専門的な文章は語彙さえ気を付ければ十分使えます。

また、多少韓国語ができる方なら、辞書代わりになり、ご自身の韓国語の学習にもなります。

韓国語に関しては、ポケトークを自信をもっておすすめできます。

ポケトークW(カメラ翻訳機能なし)は公式サイトからだと半額以下になっています。

上位機であるポケトークS(カメラ翻訳機能あり)はサイズが2つあります。

普通のサイズ(名刺サイズ)が32,780円

それよりも少し大きいサイズのポケトークS PLUSは34,980円です。

ポケトークSは結構高価ですので、何か不都合があったとき、すぐに交換してもらったり、対処してもらいたいかと思います。そういった故障や交換の手間など購入後のことを考えるとこういった高価な機器は、公式サイトのほうが面倒くさくなくて便利です。

ポケトークの公式サイトはこちら

夢のAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」

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