旅行や出張で海外に行く際、スマホの通信が使えないと不安になることも多いですよね。
しかし、ドコモの格安プラン「ahamo」を使えば、追加料金なし、つまり無料で海外でもインターネットを利用することができます。
この記事では、ahamoの海外ローミングサービスの概要や、実際に海外で使う際の設定方法、注意点を徹底解説します。
また、ahamoを最大限に活用するためのコツや他社サービスとの比較、体験談も交えながら、海外旅行や出張を快適に過ごすための情報をお届けします。
詳しくはこちら>>>ahamo
ahamoの海外ローミングとは?
ahamoの海外ローミングサービスは、ドコモが提供する格安プラン「ahamo」で、海外でも追加料金なしでデータ通信ができるサービスです。
このサービスでは、91か国以上の国や地域で、国内で契約したデータ通信量の範囲内であれば、海外でも同様にインターネットを利用することができます。
ahamoの海外ローミングは無料
ahamoの海外ローミングは、追加料金が一切かからない、つまり無料で使えることが魅力です。
契約しているプランのデータ容量(20GB)が海外でも無料で利用可能(連続15日間まで)です。
なお、「ahamo大盛りオプション」を利用している場合でも、海外で使えるデータ量は最大20GBまでに制限されます。
テザリングも無料で利用可能
ahamoの海外ローミングでは、テザリング機能も無料で利用できます。
テザリングを使うことで、スマホをモバイルルーターのように使い、パソコンやタブレットをインターネットに接続することができます。
この機能も追加の申し込みや料金は不要で、海外でも日本国内と同じように使えるため、出張や旅行先で複数のデバイスを使う人には非常に便利です。
ahamoの海外でのテザリングの詳細はこちらを参考に。
ahamoが海外で使える国
ahamoの海外ローミングは、アメリカ、ヨーロッパ各国、アジア地域を含む以下の91か国で利用できます。
- 北米:アメリカ(本土)、アラスカ、カナダ、グアム、サイパン、ハワイ
- アジア:インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、韓国、香港、台湾、中国
- オセアニア:オーストラリア、ナウル、ニュージーランド、フィジー
- ヨーロッパ:アイスランド、アイルランド、アゾレス諸島、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、カナリア諸島、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スペイン領北アフリカ、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マディラ諸島、モナコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア
- 中南米:米領バージン諸島、エクアドル、チリ、プエルトリコ、ブラジル、ペルー、メキシコ
- 中東:アラブ首長国連邦、イスラエル、オマーン、カタール、サウジアラビア、ヨルダン
- アフリカ:エジプト、ガーナ、ナイジェリア、南アフリカ、モロッコ、レソト
注意!マルタ共和国ではahamoは使えない
本当に残念なのは、最近日本人に人気のあるマルタ共和国ではahamoが使えないことですね。
これは本当に残念。
マルタによく行く方はahamoではなく、楽天モバイルをおすすめします。
楽天モバイルは2GBのデータ通信が海外で無料で利用可能です。
もちろんマルタも入っています。
2GBを超えると通信速度は128kbpsに制限されますが、無制限で使用でき、追加のデータも1GBあたり500円で購入できます。
通話については、Rakuten Linkアプリを使用すれば、日本国内への通話が無料で可能です。
2GBなのでahamoよりはちょっと見劣りますが、5日間ぐらいの旅行でしたら、ホテルでWIFIを利用するなら、2GBでも十分足ります。
足りなくなったら1GBずつ足していくなら、500円、1,000円で十分でしょう。
楽天モバイルの詳細はこちら>>>楽天モバイル
携帯は変えたくないという方にはマルタで使えるeSIMをおすすめします。
VOYAGEESIMがおすすめです。
また、マルタで使えるSIMを詳しく解説しましたので、以下も参考にしてください。
ahamoの海外ローミングを使うための事前準備
ahamoの海外ローミングサービスを最大限に活用するためには、出発前にいくつかの確認事項と設定が必要です。
以下に、渡航前に確認すべきポイントと、iPhoneとAndroidでの設定方法を詳しく紹介します。
渡航前に確認すべきこと
- 対応エリアの確認
ahamoは、91か国以上の国や地域で利用可能ですが、すべての国で対応しているわけではありません。渡航先が対応エリアに含まれているかどうか、事前に確認しておくことが大切です。特に、長期滞在や出張で訪れる場合、対象エリア外での利用はできません。 - データ容量の確認
海外ローミングでも、国内と同じデータ容量が適用されます。渡航中にデータ不足にならないよう、出発前に現在のデータ残量を確認し、必要に応じて追加データを購入しておくと安心です。ahamoのアプリやMy docomoからデータ通信量の確認が可能です。 - 使用可能な端末の確認
渡航先でahamoを利用するためには、利用するスマートフォンが対応していることが必要です。特に、5Gローミングを利用したい場合は、iPhone 12以降の機種や対応するAndroid端末であることが条件です。4Gの場合はほとんどのスマートフォンが対応しています。
iPhoneでの設定方法
- 「設定」アプリを開く
まず、iPhoneの「設定」アプリを開きます。 - 「モバイル通信」をタップ
設定アプリの中から「モバイル通信」を選択します。 - 「通信のオプション」をタップ
「通信のオプション」を選択し、次の画面で「データローミング」をオンにします。 - ローミングの設定完了
この設定で、海外でも自動的にデータ通信ができるようになります【8†source】。
Androidでの設定方法
- 「設定」アプリを開く
Android端末でも、まずは「設定」アプリを開きます。 - 「ネットワークとインターネット」を選択
設定メニューから「ネットワークとインターネット」をタップします。 - 「モバイルネットワーク」を選択
次に「モバイルネットワーク」を選択し、ここで「データローミング」をオンにします。 - ローミングの設定完了
これで、Android端末でもahamoの海外ローミングを利用できるようになります。
この準備をしっかりと行うことで、渡航先でもスムーズにahamoを使うことができ、快適なインターネット接続を楽しむことができます。
詳しくはこちら>>>ahamo
実際に使ってみた!ahamoの海外での利用体験談
ahamoを海外で利用した際の実際の体験談として、アメリカやヨーロッパでの使用感、データ通信量の節約術、そして連続15日利用制限や通話料金に関する注意点について紹介します。
アメリカ(ハワイ)でのahamoの使用感レビュー
アメリカ、私は特に、ハワイでahamoを使用したことがあります。
AT&Tにつながるので、日本よりもよくつながるのです。
私は以前にハワイに住んでいたことがあるのですが、最初安かったのでT-Mobileを使っていたのです。
ところが、ラニカイなどちょっと地方のほうにいくとまったくつながらなくなって、すごく困ったので、結局評判がいいけど、値段が高いAT&Tに変えました。
AT&Tはどこでもよくつながりますので、そんな回線をahamoが使っているので、つながるのは当たり前ですね。
以下は実際にハワイで使用した方のレビューです。
結論、日本で使うよりもハワイの方が快適だった。日本だと混んでいる場所は通信が遅かったり、待機時間があったり、何かとストレスを感じる場面があるけど、ハワイではそんなストレスが全くなかった!さすが世界最大級の通信会社であるAT&Tの実力なのか、通信エリアも広くてクアロアランチ・平等院 など山の方へ観光に行っても通信状況は全く問題なし◎
Ino Hawaiiより引用
私と同じように感じている方がいますね。
トルコでのahamoの使用感レビュー
トルコではターキッシュエアランズで無料のストップオーバープログラムを利用し、今回はこちらの5つ星ホテルに泊まりました。
そのときにイスタンブールの空港からホテルまでahamoを使ってuberを使いました。
ただ、uberは使えたのですが、uberが来てから乗り場が全然わからなくて1階や地下を何度も行き来して10分以上空港をうろうろと。
ちなみにuberの乗り場は上の階(2階か3階か忘れました)です。
ちなみに今回泊まったホテルです。
さすが5つ星。バスルームも豪華。
こんな豪華なホテルがターキッシュエアランズのストップオーバープログラムを利用すると無料で泊まれます。
海外でahamoを利用する際のデータ通信量の節約術
海外でahamoを利用する際、データ通信量の節約は重要です。
特に20GBの上限があるため、データを無駄に使わない工夫が求められます。
ホテルのWi-Fiを活用して大容量データを消費するアプリ(例えばYouTubeの視聴やアプリのアップデートなど)を利用するのが良い方法です。
また、観光中に必要な地図やチケット情報は、あらかじめダウンロードしておくことで、リアルタイムでのデータ使用を最小限に抑えることができます。
詳しくはこちら>>>ahamo
注意すべきポイント:連続15日利用制限と通話料金
ahamoの海外ローミングには、連続15日間までの利用制限があるため、それ以上の長期滞在には向いていません。
この制限を超えるとデータ通信が自動的に停止するため、長期旅行や留学には別の通信手段を考える必要があります。
さらに、海外での通話料金やSMSは国内でのサービスとは異なり、無料通話オプションは適用されません。
たとえば、アメリカから日本に電話をかけると、1分あたり約140円の通話料がかかるため、LINEなどの無料通話アプリを使うことが推奨されます。
このように、ahamoを海外で利用する際は、事前にデータ量や利用期間、通話料金に注意しながら、計画的に利用することが大切です。
ahamoの海外利用におけるデメリットと対策
ahamoの海外ローミングサービスは多くの国で使える便利なサービスですが、いくつかのデメリットが存在します。
ここでは、それらのデメリットと対策について解説します。
対象エリア外での通信制限
ahamoの海外ローミングは、91か国以上で利用可能ですが、すべての国で対応しているわけではありません。
特定の地域や国が対応エリア外になると、データ通信は一切利用できなくなります。
たとえば、ドコモの「World Wing」サービスがカバーする200カ国以上の地域と比べると、ahamoの対応エリアは限定的です。
対策: 渡航前に、訪問予定の国がahamoの対応エリア内かどうかを必ず確認しましょう。対応エリア外の場合は、現地SIMカードやポケットWi-Fiのレンタル、eSIMサービスなどを検討することが有効です。また、必要に応じて、ドコモの「World Wing」を利用する選択肢も考えられます。
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通話・SMS料金に関する注意点
ahamoの国内での5分間無料通話オプションは、海外では適用されません。
海外から日本への通話料金は1分あたり約140円と高額であり、SMSの送信も1通あたり約100円の料金が発生します。
そのため、うっかり国内同様に通話してしまうと、高額な請求を受けるリスクがあります。
対策: 海外では、LINEやWhatsAppなどの無料通話・メッセージングアプリを活用しましょう。これらのアプリを利用すれば、インターネット接続があれば追加費用なしで通話やメッセージのやり取りが可能です。また、必要に応じて、国際電話専用のプリペイドカードや安価な通話アプリを活用することも検討すると良いでしょう。
長期滞在の場合の代替案
ahamoの海外ローミングは連続15日間までの利用に制限されており、それ以上の長期滞在ではデータ通信が利用できなくなります。
長期の海外滞在や留学、出張を計画している場合、この制限が大きなデメリットとなります。
対策: 長期滞在が予想される場合は、現地の通信事情に合わせた代替手段を検討しましょう。現地の通信事業者によるSIMカードやeSIMを購入すれば、滞在期間中に安定した通信が確保できます。また、ポケットWi-Fiのレンタルも、長期滞在には適した選択肢です。滞在先のフリーWi-Fi環境を最大限に利用し、モバイルデータの節約を図ることも有効です。
長期滞在される方は以下のeSIMをおすすめします。
たとえば、VOYAGEESIMの30日間/20GBで7,900円です。
詳しくはこちら>>>VOYAGEESIM
他社と比較!ahamoの海外ローミングが最強な理由
ahamoの海外ローミングサービスは、他社と比較しても非常に優れた点が多くあります。ここでは、楽天モバイルと比較しつつ、現地SIMやポケットWi-Fiとの併用についても触れていきます。
楽天モバイルとの比較
楽天モバイルも海外ローミングサービスを提供していますが、ahamoにはいくつかの優位性があります。
楽天モバイルの海外ローミングは、データ使用量が2GBに制限されており、それ以上のデータを使いたい場合は別途課金が必要になります。
一方で、ahamoでは20GBまでのデータ通信が追加料金なしで利用可能です。
この違いは、頻繁にインターネットを利用するユーザーにとって大きな利点となります。
また、ahamoの大盛りオプションを利用している場合でも、海外では20GBまでの制限が適用されますが、それでも楽天モバイルの2GB制限よりはるかに多くのデータを利用できます。
さらに、楽天モバイルのサービスは対応エリアが限られており、対応国がahamoに比べて少ないという点も注意が必要です。
楽天モバイルの利点としては、海外でも楽天リンクアプリを使えば無料で通話ができる点が挙げられますが、データ通信量の多さや安定性を重視する場合、ahamoの方が優れています。
楽天モバイルの詳細はこちら>>>楽天モバイル
現地SIMやポケットWi-Fiとの併用は?
現地SIMカードやポケットWi-Fiは、特に長期滞在の場合に便利な選択肢ですが、ahamoの海外ローミングと比較すると、手間がかかる点がデメリットです。
現地SIMカードを購入する場合、現地の通信事業者と契約し、端末にSIMを挿入する必要があります。また、SIMロックが解除されていない端末では利用できないこともあります。
ポケットWi-Fiは、複数のデバイスを同時に接続できる点が便利ですが、レンタル費用が発生し、バッテリー管理が必要です。
さらに、ポケットWi-Fiは端末が故障したり、充電切れになったりすると、全てのデバイスがインターネットに接続できなくなってしまうというリスクもあります。
ahamoの優位性
ahamoは、SIMカードの差し替えや新たな契約なしで、渡航先に到着してすぐに利用できるため、手軽さが際立ちます。
また、ポケットWi-Fiのように別途デバイスを持ち運ぶ必要がなく、スマートフォン1台でデータ通信ができる点も便利です。
短期旅行や出張がメインの場合、ahamoの海外ローミングは最適な選択肢と言えるでしょう。
このように、他社サービスや現地SIMとの比較において、ahamoの海外ローミングは使いやすさとデータ容量の面で非常に優れており、特に短期滞在や出張において最強の選択肢となります。
詳しくはこちら>>>ahamo
よくある質問(FAQ)
- Q渡航先での通信が不安定な場合はどうしたらいいですか。
- A
一度データローミングをオフにしてから再度オンにすることで、通信が回復することがあります。
また、機内モードをオン・オフすることでネットワーク接続をリフレッシュするのも効果的です。
それでも不安定な場合は、eSIM(VOYAGEESIMがおすすめ)を購入して利用することも検討してください。
- Q20GBを使い切った後はどうしたらいいですか。
- A
ahamoの公式サイトやアプリから、1GBあたり550円でデータを追加購入することができます。
- Q帰国後は何をしたらいい?
- A
海外でデータローミングをオンにして利用した場合、帰国後はデータローミング設定をオフにしておくことをお勧めします。
これにより、不要なローミング料金の発生を防げます。
また、日本国内のネットワークに自動的に接続されることがほとんどですが、もし通信が不安定な場合は、ネットワーク設定をリセットするか、端末を再起動してみてください。
記事のおわりに
ahamoの海外ローミングサービスは、簡単な設定で91か国以上の地域でデータ通信が利用できる便利なサービスです。
特に、短期旅行や出張においては、追加料金なしで20GBまで利用できる点が大きな魅力です。
この記事では、ahamoの海外利用における設定方法や注意点、デメリットとその対策を詳しく解説しました。
これらの情報を参考に、快適な海外通信を楽しんでください。
準備万端で、ストレスフリーな海外旅行を満喫しましょう!
詳しくはこちら>>>ahamo