円安の今海外旅行は無駄な出費は抑え、少しでも節約したいですよね。
その一つの方法として海外旅行の洗濯をコインランドリーではなく、手洗いにすることをおすすめします。
そもそも海外のコインランドリーって結構高くて、ホテルのコインランドリーで1回1,000円近い値段がかかることがわかり、結局断念したことがありました。
また、海外でコインランドリーを使用するのは結構大変です。
たとえば、イギリスはキャッシュレス化が進んでいて、あるホテルのコインランドリーでクレジットやスマフォのタッチ決済しかできず、現金が使えませんでした。
つまりタッチ決済ができない方は、コインランドリーを使用できないということになります。
もちろん海外のホテルに必ずしもコインランドリーがあるとは限りません。
そうなると近隣のコインランドリーを利用することになりますが、そもそもコインランドリーが安全な高級住宅街にあるはずがなく、偏見かもしれませんが、コインランドリーってなんか治安のあまりよくない場所に多い気がします。
そのため海外でホテル外にあるコインランドリーに行くのはちょっと怖くて私は避けています。
そんなことから、私は年に5回以上仕事で海外旅行に行きますが、円安の今海外ではなるべくお金を使わないようにして、洗濯はほとんど手洗いで済ませています。
この記事では、このような実体験をもとに、海外旅行におすすめの洗濯グッズ・便利グッズをご紹介し、最後に、海外のホテルでの洗濯・脱水・乾燥の仕方を詳しく解説します。
海外旅行におすすめの洗濯グッズ・便利グッズ
海外旅行におすすめの洗濯グッズ・便利グッズはなんといってもこちらのセット。
こちらのセットを買えば、何の心配もありません。
袋の中で洗濯するので、汚い洗面所に水をためて選択する必要もなくなります。
また、今はホテルによってはお風呂がシャワーだけで、おしゃれな洗面台で水が貯められないというところもあり、一度大変な思いをしたことがあります。
その後、いろいろ探して洗濯袋があることを知りました。
袋で洗濯するのは本当に楽です。
ハンガーも、洗剤も紐もすべてついています。
海外旅行におすすめの洗濯洗剤・ジェルボール
コインランドリーがあっても洗剤をプラスして買わなければならない、あるいは手洗しか手段がないというときに、以下のような小袋の洗剤を持っていくととても便利です。
海外旅行におすすめの洗濯洗剤はなんといっても花王 アタック ZERO (ゼロ)ワンパック 10gx7袋でしょう。
特に、海外では下着を中心に洗うよという方にはおすすめです。
私も愛用させていただいております。
また、LION 旅行用洗濯洗剤 トップ NANOX ナノックス ワンパックも便利です。
量が少ないので、本当に大丈夫か不安になることもありますが。。
長期で洋服なんかも洗うのでコインランドリーを使うという方には、柔軟剤入りジェルボールタイプを持っていくといいでしょう。
コインランドリー備え付けの洗剤には柔軟剤が入っていないので、洋服がごわごわになってしまいます。
そんなとき、こちらの柔軟剤のジェリーボールが大活躍です。1
海外旅行におすすめの洗濯袋・ジップロック
上記でご紹介した「アタックどこでも袋でお洗たくセット」はすべて揃っていて便利ですが、袋だけほしいという方には、こちらがおすすめです。
セームタオルという乾燥用のタオルも付いているので、単品で考えるとこちらのほうが優れています。
こちらも同じような洗濯袋です。
もっと安く仕上げたい方はこんな感じのジップロックを使いましょう。
海外旅行に頻繁に行かれ、お金を節約したい方にはこれらの袋やジップロックを強くおすすめします。
シャワーしかなく、洗面台が水が貯められないタイプだと本当に困りますよ。
海外旅行におすすめの洗濯ロープ・洗濯ハンガー
1か月海外に長期滞在する際にはこちらをよく持っていきます。
ハンガーが使いたくても、洋服ダンスから外せないようになっているホテルも多くて、干すところに困ることがあるためです。
洗濯ロープと洗濯ハンガーがセットになっています。
こちらはハンガーのみですが、4つのピンチを稼働させると靴下4枚も干せます。
これが意外と便利。
海外旅行での洗濯(手洗い)の方法
ホテルの部屋で手洗いをする場合、いくつかの方法がありますが、主にバスタブ、洗面台、または袋を使った方法です。
バスタブを使った洗濯方法
バスタブを使った場合は、昔の人を見習って足踏み洗いが楽です。
特に、大量の衣類を洗う場合には、足踏み洗いをおすすめします。
ただし、デリケートな洋服には向きませんので、下着やパジャマなどを洗う場合に適しています。
バスタブの準備:
- バスタブを使用する前に、きれいに掃除してください。これは衣類が直接バスタブと接触するため、清潔な状態を保つことが重要です。
洗濯準備:
- 必要な洗剤をバスタブに適量入れ、適温の水をバスタブにためます。水の温度は汚れの程度や洗う衣類の素材によって調整してください。
足踏み洗い:
- 衣類をバスタブに入れ、足で踏みつけます。この動作が洗濯機のアジテーターの役割を果たし、衣類の汚れを効果的に落とすことができます。踏みつける際は衣類を傷めないように注意してください。
すすぎ:
- 洗濯が終わったら、バスタブの栓を抜き、汚れた水を排水します。その後、水を使って衣類をすすぎます。すすぎ水が透明になるまで繰り返しすすぎを行ってください。
洗面台を使った洗濯方法
洗面台を使用して衣類を洗う方法は、少量の衣類やデリケートなアイテムの洗濯に適しています。
準備:
- 洗面台を使用する前に、内部をしっかりと掃除してください。これは洗面台を清潔に保ち、衣類に汚れが移らないようにするためです。
洗濯:
- ぬるま湯を洗面台にため、適量の洗剤を加えます。洗剤は衣類の素材や汚れの程度に応じて量を調節してください。
- 衣類を水に完全に浸し、10〜15分間そのままにしておくことで、汚れが浮きやすくなります。
- その後、衣類をこすり洗いします。特に汚れがひどい部分は丁寧に扱うようにしましょう。
すすぎ:
- 洗濯が終わったら、洗面台の栓を抜いて汚れた水を流し去ります。その後、清水を用いて衣類を何度かすすぎます。すすぎ水が透明になるまで繰り返し、衣類から洗剤が完全に除去されるようにします。
ジップロック・洗濯袋を使った洗濯方法
上記でご紹介したジップロックなど洗濯袋を使った洗濯方法です。
一般的な方法を記載しておきますが、上記でご紹介した洗濯袋にそれぞれ使用方法が書いてありますので、それに従ってください。
準備:
- ジップロック袋に汚れた衣類と適量の洗剤を入れます。
水を加える:
- ぬるま湯を加え、衣類が浸る程度にします。ぬるま湯は洗剤がよく溶け、脂汚れを落とすのに適しています。
洗う:
- 袋のジップをしっかり閉じた後、袋を揉むか振って衣類を洗います。
すすぎ:
- 汚れた水を捨てた後、きれいなぬるま湯を加えて再度衣類を揉みます。これを数回繰り返し、すすぎを行います。
- 最後にジップを少し開けて水を切り、浴槽や洗面台などに逆さまにして余分な水を落とします。
海外旅行での洗濯の脱水の方法
ここでは海外旅行での洗濯の脱水方法を解説します。
衣類から余分な水分を取り除くために、衣類を軽く手で絞ります。
ただ、衣類が傷つくこともあるので、特に、デリケートな素材の洋服などはあまりギューギュー絞らないほうがいいでしょう。(女性の場合実際には強く絞れないのであまり心配することはありませんが)
このままでは水がぽたぽたホテルの部屋に垂れてしまい、うるさいです。
そこでホテルのバスタオルを使います。
バスタオルにくるくる巻いて、そのうえで軽く絞るとしっかりと水分を取ってくれます。
ただ、ホテルのバスタオルが1枚しかない場合、洗濯用に使えなくなってしまいます。
そこで、水泳用の速乾タオル「セームタオル」を1枚持っていくと、洗濯物の脱水専用タオルとして活用することができます。
セームタオルは、特殊な合成素材または天然素材で作られた吸水性に優れたタオルです。
元々はセーム革(鹿や羊などの皮革)から作られていましたが、現在では合成素材を使用した製品が一般的です。
このタオルは、水泳や他のスポーツアクティビティ後に体を素早く乾かすため、または車の洗車時に水滴を拭き取るのに使われることが多いです。
非常に柔らかく、肌触りが良いのも特徴で、使用後は絞って乾燥させることで繰り返し使用することができます。
こちらがおすすめです。
海外旅行での洗濯の干し方
その後は「海外旅行におすすめの洗濯ロープ・洗濯ハンガー」でご紹介したハンガーや紐を使って部屋に干しましょう。
ただし、ハンガーや紐がなくても工夫次第で洗濯物を干すことができます。
一番よく行うのはバスルームのカーテンポールやタオルハンガーを利用して、乾かすことです。
その他、クローゼットの扉や椅子の背もたれ、部屋のカーテンポールなど、部屋の中で見つけられるさまざまな箇所に洗濯物を掛けることができます。
ただ、その際にはちゃんとウェットティッシュなどで綺麗にしてから掛けましょう。
ほこりがいっぱいというところに洗濯物絶対かけたくないですよね。
ウェットティッシュは海外旅行のあらゆるところで役立ちますので、海外旅行にウェットティッシュは必需品です。
その他、空調を活用する方法もあります。
ホテルのエアコンの風が直接当たる橋に洗濯物を干せば、洗濯物を早く乾かすことができます。
なお、ホテルの部屋はかなり乾燥していますが、海外のホテルで加湿器なんて用意していず、加湿器があるのは私が体験した限りおそらく日本だけです。
そのため衣類を干すと部屋の乾燥を防ぐこともでき、一石二鳥です。
なお、ホテルのバルコニーなどには干さないほうが無難です。
景観が崩れるということで禁止しているホテルも多いですよ。
ましてや女性の場合、防犯上外に干すのはやめておいたほうがいいでしょう。
おわりに
この記事では海外旅行におすすめの洗濯グッズをご紹介しました。
円安の時代海外旅行は大変ですが、無駄な出費を抑えるためにもご紹介した洗濯グッズを上手に活用していただけたらと思います。
これらの洗濯グッズは洗剤以外は一度購入してしまえば何度も使えますので、大きな節約になります。
なお、海外でのスマフォの通信手段を探している方にはeSIMをおすすめします。
ポケットWIFIよりもはるかに安いです。
詳しくは以下を参考に。
さらに、海外旅行保険もクレジットカードを上手に使うことによって無料にできます。
1年に何回も海外に行きますが、私は海外旅行保険は一度も払ったことがありません。