関係代名詞・関係副詞を習得しよう!制限用法と非制限用法の区別

関係代名詞・関係副詞を習得しよう!制限用法と非制限用法の区別英文法

関係代名詞・関係副詞が正しく使いこなせるようになると英語で表現したいことが無限に広がります。

日本人にとって、関係代名詞・関係副詞を正しく使いこなすということが一つ大きな壁だと思います。

そこでここでは関係代名詞・関係副詞についてわかりやすく簡潔に説明します。

また、日本人が最も苦手だと思われる制限用法(コンマがない)と非制限用法(コンマがある)については詳しく解説しました。

最後に、関係詞を単なる知識だけで終わらせるのではなく、自由に使いこなせるようになるために、関係詞のクイックレスポンス(日本語を見たら・聞いたら瞬時に英語に訳す)の教材を作成しました。

考えないですぐに訳せるようになるまで何度も練習してください。

関係代名詞

ここでは関係代名詞について簡単に解説します。

関係代名詞―主格

who:関係代名詞 who が主語の役割をしていて,前の名詞(先行詞)が人の場合です。

  • Mr. Kato is a businessman. He works for PBC.
  • Mr. Kato is a businessman who works for PBC.

(加藤氏はPBC社に勤めているビジネスマンである )

同じものを探します。

2つを結びつけて後ろのほうを関係詞に変えます。この場合heがworksの前にあり,主語の働きをしているので,主格のwhoになります。        

which:関係代名詞 which が 主語の役割をしていて,その前の名詞が人以外(物・動物など)のときにwhichを使います。

つまり,先行詞carを関係節に入れると主語の働きをしています。

The car whichhas stopped in front of the house is my sister’s.
(家の前に止まった車は私の姉のものだ)

関係詞代名詞―目的格

whom:関係代名詞 whom が目的格の役割をしている場合にwhomを使います。

先行詞 the doctor を関係節に入れると目的語の働きをしています。先行詞が人の場合に whom になります。that に書き換え可能です。また,話し言葉ではwhomはよく省略されます。

The doctor whom she visited gave her the wrong prescription.

(彼女が診てもらった医師は間違った処方せんを渡した)

先行詞が人以外(物・動物など)のときに which を使います。thatに書き換え可能です。

The building which you can see over there is our university.

(むこうに見える建物は私たちの大学です)

関係代名詞―所有格

whose: 関係代名詞 whose が所有格の役割をしている場合にwhoseを使います。つまり,先行詞 a friend を関係節に入れると,所有格の役割をしています。(先行詞が人でも物でもwhoseを使います)

I have a friend whose sister is a singer.

(私には,お姉さんが歌手をしている友達がいます)

関係副詞

関係副詞は,接続詞と副詞の二役を兼ねたもので,where, when, why, howなどがあります。

where:先行詞が場所のとき

This is the mansion where (=in which) they lived.

(これは彼らが住んでいた(大)邸宅です)

when:先行詞が時を表すとき

1492 is the year when (= in which) Columbus discovered America.

(1492年はコロンブスがアメリカを発見した年です)

why:先行詞がthe reason(理由)のとき

This is the reason why this book sells well.

=This is why this book sells well.

=This is the reason this book sells well.

(これがこの本のよく売れる理由です)

the reasonはしばしば省略されますが,時にはthe reasonを残して,whyを省くこともあります。

how:先行詞がthe wayのとき

「このようにして私たちは英語を学びます」は次のように4通りに表すことができます。

This is how we learn English. 

=This is the way we learn English. 

=This is the way in which we learn English.

=This is the way that we learn English.

(このthatはhowと同様の意味を表す関係副詞です)

関係詞の制限用法と非制限用法の違い

関係詞には「制限的用法」と「非制限的用法」があります。

区別自体はとても簡単です。

  • 「制限的用法」コンマのない文章→他のものを意識する
  • 「非制限的用法」コンマのある文章→言いたいことはカンマ以外

これらについて詳しく解説していきます。

(他の国のものに対して)日本製の包丁はよく切れる。」と言いたいときは、
制限用法 That kitchen knifes which are made in Japan are cut well.

「他の国のものに対して、日本製はすごい」という他のものを意識した文章になっている

別のよそのものと比べるわけではなく、ただ単純に、
「この包丁(日本製)はよく切れる。」と言いたいときは、
非制限用法 That kitchen knifes, which are made in Japan ,are cut well.

つまり、他のものと比較しているのではなく、ただ単純にカンマ以外のところ、That kitchen knifesとare cut well.「この包丁すごい」というのを強調しているだけで、カンマのところは、おまけでということになります。

言葉を変えれば、カンマのことをカッコと考えてみてください。

That kitchen knifes (which are made in Japan )are cut well.

カッコは決まっているものについてなにかを「ついでに」述べているイメージですので、言いたいことはカッコ以外の部分で、「この包丁は、よく切れる。」で、カッコの部分は、「あ、ちなみに、日本製ね」という感じの「ついで」になります。

もう一つ例文を見ていきましょう。

制限用法  The vaccine which is developed in America is highly effective .
(他の国のワクチンを意識して)アメリカで開発されたワクチンは有効である。

非制限用法  The vaccine , which is developed in America ,is highly effective .

ただ単純に「このワクチンは有効である。」ということが言いたくて、「ちなみに、アメリカで開発されたやつだよ」とカンマの部分は「ついでに」述べている内容になります。

以上の説明は名著「日本人の英語」を参考にしました。

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また、日本人の英語はaudibleで無料で入手できます。

関係詞をクイックレスポンスで練習

関係代名詞・関係代名詞に関する理論がわかっても、使えなければ意味がありません。

そこで関係代名詞・関係代名詞を自動化するための動画を作成しました。

ここからは、頭を白紙にしてひたすら自動化するまで練習です。

なお、クイックレスポンスについての詳細や学習方法は英文法はクイックレスポンスで自動化を参考にしてください

ステップ1 動画での練習

最初は画面を見ながらでもいいですが、徐々に画面を見ないで、音声だけで練習してください。

  1. 最初に日本語が流れます。それを英語に直してみましょう。(クイックレスポンス)
  2. その後に正解の英語が流れますので、確認しながら、聞こえた英語を同時または後に続いて発音しましょう。
  3. 1つの動画を最初から最後まですらすら一度も間違えずにクイックレスポンスができるようになりましたら、その動画は卒業です。次の動画に移りましょう。

ステップ2 確認テスト(日本語を読んで変換)

次に、以下の日本語を英語に瞬時に訳してみましょう。すらすらできたら卒業です。

すらすらできなければ、動画に戻って練習してください。

動画で十分練習したら、再度チャレンジです。

  1. これらは日本で制作されたCDだ。
  2. 見晴らしがいいレストランで昼食を食べましょう。
  3. たくさんの窓があるホテルに泊まりしょう。
  4. 私は時間を守らない人は嫌いです。
  5. 私は一生懸命働かない人を軽蔑します。
  6. 最初に月に行った人の名前って何だっけ。
  7. 私はお祭りで,ラケルという名の女の子に出会った。
  8. 私は息子が私の会社で働いていた人に会った。
  9. 東京は日本で一番人口の多い都市だ。
  10. むこうに見える建物は私たちの大学です。
  11. その図書館は,彼がジョンと会った場所だった。(関係副詞で)
  12. この本を君が見つけた場所に戻しなさい。(関係副詞で)

解答はこちらです。

  1. These are CDs which were made in Japan.
  2. Let’s have lunch in a restaurant which has a nice view.
  3. Let’s stay at a hotel which has a lot of windows.
  4. I don’t like people who are not punctual.
  5. I look down on people who don’t work hard.
  6. What’s the name of the person who first landed on the moon?
  7. At the festival I met a girl whose name was Raquel.
  8. I met a man whose son used to work for me.
  9. Tokyo is the city whose population is the largest in Japan.
  10. The building which you can see over there is our university.
  11. The library was (the place) where he met John.
  12. Put this book back (in the place) where you found it.

おわりに

ここでは関係代名詞・関係副詞を学習しました。

特に、日本人が最も苦手だと思われる制限用法と非制限用法などはしっかり理解して正しく関係代名詞・関係副詞が使えるようになってください。

なお、本書は「学び直し英文法」をもとに執筆しました。

もっと詳しく学びたい方は「学び直し英文法」を参考にしてください。

unlimitedで無料で読めます。

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