不定詞・動名詞の見分け方【なぜ、同じ動詞でも意味が変わるのか】

不定詞・動名詞 の見分け方英文法
  • 動名詞・不定詞の見分け方がわからない?
  • 同じ動詞なのに、なんで動名詞と不定詞で意味が変わるのか?
  • Nice to meet you. と Nice meeting youはどのように違うのか?

など不定詞・動名詞に関してわからないことが多いと思います。

ここではそれらをわかりやすく解説します。

簡単にまとめますと以下のようになります。

不定詞は未来志向,動名詞は現在志向の傾向があります。すなわち不定詞が「まだその動作をしていない」,動名詞は「その動作をしている」ということを示します。

また、これらの違いがしっかりわかりましたら、不定詞と動名詞の英文が口からすらすらでるようにクイックレスポンスで練習しましょう。

なお、クイックレスポンスというのは、日本語を見たら・聞いたら瞬時に英語に直すというもので、通訳学校でよく行われている訓練法です。

不定詞のイメージ

toの基本イメージは「到達点を指し示す」ということです。

  • I went to the station.(駅に着いた)
  • I left for the station.(駅の方向に向かっている)

ここをしっかり押さえて不定詞について考えてみましょう。

不定詞というのはある情報の欠如を別の情報を指し示めして補っています。

I went there to buy a mobile.

I went thereだけでは不足している 「どうして・どういう目的で」という情報がたりないので、to buy a mobile.で指し示して補完しています。

Armstrong was the first man to go to the moon.
Armstrong was the first man だけでは、それがどういったmanなのか不十分なので、toで指し示して説名しています。

ことばを返せば、不完全な情報をtoで補い、指し示すということです。

では、 want, expect, intend, decideなど不定詞を取るといわれている動詞をちょっと浮かべてみてください。

どれもI wantだけでは、「何が」と聞きたくなりますよね。

それをtoで指し示し、補完しているということです。

また、不定詞を取る動詞は、未来志向といわれます。

これは不定詞のもつイメージが関係しています。不定詞というのは、ing形に比べてリアルでない漠然としたイメージがあるといわれています。

未来、すなわち「まだその動作をしていない」というのはリアルではなく漠然としていますよね。だから不定詞は未来志向ということなのです。

I want to play baseball.

また、「私は野球がしたい」というのは「まだ野球をしていない」ということです。だからリアルではない漠然としたイメージになるので、不定詞をとるのです。

不定詞をとるもの→時間的には未来志向

  want, expect, intend, decide, hesitate, wish 不定詞の部分ではまだ行っていないことを述べています。

I want to play baseball.

(私は野球がしたい:まだ野球をしていない)

I wish to be a doctor.

(医者になりたい:まだ医者になっていない)

動名詞のイメージ

では、動名詞はといいいますと、現在志向または過去志向と言われます。

これは動名詞のイメージが、非常にリアルで躍動感があるわさわさと動いているというイメージだからです。つまり現在というのは、リアルで躍動感があり、わさわさと動いているし、また、過去にやったことは実際にやったことなので未来のことよりももっとリアルに想像できます。

stop~ing「~をやめる」考えてみましょう。

I will stop smoking.

「たばこを吸うのをやめるつもりだ」というのはすでに今まで何回もたばこを吸っているということです。そうでなければやめられませんから。。すでに吸っているのでその動作をリアルに想像できます。だから動名詞なのです。

動名詞を取るもの→時間的には中立(現在志向)

avoid, deny, enjoy, finish, give up, help, leave off, mind, postpone, put off などの動詞(句)のあと。

I enjoyed reading this book.

(この本を読むのを楽しんだ)

He finished doing his homework.

(彼は宿題をし終えた)

Nice to meet you. と Nice meeting youの違い

そのような観点からNice to meet you. と Nice meeting youを考えてみてください。

動画も作成しましたので、以下の動画も参考にしてください。

Nice to meet you.は不定詞ですから、未来のこと、つまりまだ会ったばかりでその人のこともわからないので、ぼわーとして漠然としているので、会ったばかりのときに使います。

一方、Nice meeting you.は会った後に、いろいろ話していますから、どんな話をしたか、どんな人だったか会った様子がとてもリアルに想像できますよね。

だから、動名詞を使います。これらをまとめますと

  • 不定詞 リアルでない漠然としたイメージ。未来志向。会ったばかりで、よく相手のこともわからなく漠然としたイメージなので、Nice to meet you.を会ったばかりのときに使う。
  • 動名詞 とてもリアルで躍動感のあるイメージ。現在・過去志向。会って話した後に別れるときはその情景がリアルなので、Nice meeting you.を使う

その他、私がよく使うのはNice talking with you.(お話できてよかったです)学会のレセプションで海外の研究者といろいろ話して、別れるときにだいたいこれを言っています。

これらのもっと詳しい説明は大西先生の「ハートで感じる英文法」にあります。これは名著です。

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以前にNHKで放映されたものをまとめたDVDもあります。ご興味のある方は、ぜひ見てみてください。まさしく目から鱗です。

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NHKで放映された番組すべてが見れます。

とてもわかりやすく楽しい番組です。

私は何度も視聴しました。

特に、時制の説明の説明が素晴らしいです。

こちらで解説していますので、参考にしてください。

不定詞・動名詞【クイックレスポンス】

不定詞・動名詞の違いなど理論がわかっても、使えなければ意味がありません。

それを実践で使えるようになるには、とにかく,何度も口に出して言ってみることが必要です。

語学はスポーツと同じで,ルールだけ知っていても上達しません。

何度も練習することによってはじめて実践で使えるような英語が身に付きます。

その練習をするための練習方法として、おすすめなのが、「クイックリスポンス」です

なお、クイックレスポンスについての詳細は英文法はクイックレスポンスで自動化を参考にしてください。

随分前に、「瞬間英作文」という本がベストセラーになりましたが、こちらはクイックレスポンスがもとになっている訓練法です。

ここからは、頭を白紙にしてひたすら自動化するまで練習です。

また、メンタリストDaiGoさんも実際に受講していることで有名なAQUESマンツーマンオンライン英会話というところも、クイックレスポンスを徹底的に練習させるスクールとして有名です。

詳しくはAQUES英会話【メンタリストDaiGoさんも受講】口コミも掲載、または以下の公式サイトをご覧ください。

英語が話せるようになる「アクエス」

ステップ1 動画での練習

最初は画面を見ながらでもいいですが、徐々に画面を見ないで、音声だけで練習してください。

  1. 最初に日本語が流れます。それを英語に直してみましょう。(クイックレスポンス)
  2. その後に正解の英語が流れますので、確認しながら、聞こえた英語を同時または後に続いて発音しましょう。
  3. 1つの動画を最初から最後まですらすら一度も間違えずにクイックレスポンスができるようになりましたら、その動画は卒業です。次の動画に移りましょう。

ステップ2 確認テスト(日本語を読んで変換)

次に、以下の日本語を英語に瞬時に訳してみましょう。すらすらできたら卒業です。

すらすらできなければ、動画に戻って練習してください。

動画で十分練習したら、再度チャレンジです。

  1. 彼はギターを弾くことが好きです。彼はピアノを弾こうとした。
  2. 彼は毎週金曜日にテニスをして楽しむ。
  3. たばこを吸ってもいいですか。
  4. 私は彼にパーティで会ったのを覚えている。
  5. 昨夜,目覚まし時計をセットし忘れた。
  6. 忘れずに7時に起こしてくださいね。
  7. 彼らは湖に向かって歩き続けた。
  8. 彼はためしに箱を開けてみて,空だと知った。
  9. 私は窓を開けようとしたが,できなかった。
  10. 私は大統領と握手したことを決して忘れないだろう。

解答はこちらです。

  1. He likes to play the guitar.
  2. He tried to play the piano.
  3. He enjoys playing tennis every Friday.
  4. Would you mind my smoking?
  5. I remember seeing him at a party.
  6. I forgot to set the alarm clock last night.
  7. Please remember to wake me up at seven o’clock.
  8. They continued walking toward the lake.
  9. He tried opening the box, and found it was empty.
  10. I tried to open the window, but I couldn’t.
  11. I will never forget shaking hands with the president.

おわりに

ここでは不定詞・動名詞の違いを解説し、それらを定着させる方法を解説しました。

英語はコミュニケーションですので、話せるようになるには、実際に外国人と話す機会を増やしていく必要があります。

特に、今回学んだNice to meet you. と Nice meeting youの違いなどは実際に外国人と話すときに、使うことによって、しっかりと定着させていくことができます。

気軽に話せる場として、英会話カフェなどを利用してみてください。

たとえば、英会話カフェLanCul(ランカル)はドリンクを片手に外国人スタッフとコミュニケーションを楽しめる英会話カフェです。

こういった英会話カフェの無料体験やお試しキャンペーンなどを利用して意識的に外国人と話す場面を定期的に作っていきましょう。

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