小学校・中学校・高校の英語の先生方の中には英語の授業でクラスルームイングリッシュを話したいけれども、どうしたらいいのかとお悩みの先生がいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような英語の先生方のために動画を使いながら、クラスルームイングリッシュを学習できる教材を作成しました。
ここでは、導入・注意・ほめる・拍手などの授業中によく使うクラスルームイングリッシュが学べます。
また、最後にこのようなクラスルームイングリッシュをもっと詳しく学びたい英語の先生方のために、クラスルームイングリッシュの本もご紹介します。
自己紹介
2003年から大学の児童英語教員養成講座で教えてきました。また、児童英語教育関係の論文は国際誌・学会誌・紀要など含めて50本以上の発表しています。
クラスルームイングリッシュ とは?
クラスルームイングリッシュとは英語の授業でよく使う英語フレーズのことです。
「教室英語」ともいい、クラスルームイングリッシュと教室英語は同じことです。
クラスルームイングリッシュというと、主に先生が授業で使う英語の指示などを指すことが多いですが、生徒が英語の授業でよく使う定型文もクラスルームイングリッシュの一種です。
Can I get the handout?とか、Here you are.など生徒がよく使うクラスルームイングリッシュを表にして、生徒に積極的に使わせると「生きた英語」が学べます。
英語の授業中の指示・ほめる・拍手のクラスルームイングリッシュ
授業中の 指示・ほめる・拍手 のクラスルームイングリッシュです。
「歌を歌う」クラスルームイングリッシュ
新しい歌を覚えましょう。
Let’s learn a new song.
チャンツで言ってみましょう。
Let’s do the chant.
曲に合わせて歌いましょう。
Let’s sing along.
「指示に関する」クラスルームイングリッシュ
手をつないで。
Hold hands.
それを3回言いましょう。
Let’s say it three times.
1枚とって残りをまわして。
Take one sheet and pass them on.
3人1組のグループを作りなさい。
Get into groups of three.
後ろの人と向き合ってください。
Turn around and face the person behind you.
机をあわせて。
Put your desks together.
パートナーを見つけて。
Find a partner.
ペアーになって。
Work in pairs.
大きな輪になって。
Make a big circle.
自分の席に戻って。
Go back to your seats.
1列になって。
Make a line.
向かい合って。
Face each other now.
「注意」の クラスルームイングリッシュ
静かに。
Quiet, please.
あぶない。
Watch out.
話をやめて。
Stop talking.
手を放して。
Hands off.
行儀よくしなさい。
Behave yourself.
何やってるの?
What are you doing?
後ろの机に寄りかからないで。
Don’t lean over your desk.
「褒める」 クラスルームイングリッシュ
よくできました。
Good job.
いいね。
Excellent.
すごいよ。
Great!
大きな拍手をしましょう。
Give them a big hand.
動画で学習
動画の学習の仕方
①Part1 クイックレスポンス
日本語を見ながら英語に瞬時に間違えずに最後まですらすら英語に直せるようになるまで練習しましょう。
②Part2 シャドーイング練習
画面を見ないで聞いた英語とほぼ同時に発音してみましょう。
なお、これらの英語フレーズは「小学校での英語」を参考にしました。
ご購入は以下のリンクから
子どもに英語を教える先生におすすめの本「小学校での英語」に本書の補足教材や付属動画を掲載しています。
「小学校での英語」はアマゾンキンドルのunlimitedで無料で読めます。
Kindle Unlimitedでは30日間の無料体験を行っていますので、無料体験で一読ください。
クラスルームイングリッシュ(教室英語)が学べるおすすめの本
こちらは随分昔に出版された本で、私が一番参考にした本です。
かなりぼろぼろになりました。
どちらかというと中学校・高校向きです。
というよりもまだ小学校英語が始まっていないときの書籍なので、当然ですが。。
かなり太い本で、とても参考になります。
こちらは同じ先生が筆頭で書かれた本です。
小学校英語にも対応しています。
こちらもおすすめです。
こちらは有名な上智大学の吉田研作先生が監修された本です。
こちらも参考になります。
おわりに
ここでは授業中の指示・注意・ほめる・拍手などクラスルームイングリッシュを学びました。
しっかり学習して、ぜひ授業で使ってみてください。
ところで、もっと本格的に児童の英語教授法を学びたい方は小学校英語指導者認定協議会 (略称:J-SHINE)の英語教育指導者の資格を取得することをおすすめします。
英語関係の多くの書籍を出版しているアルクには『アルク児童英語教師養成コース』が通信養育のみでJ-SHINEの資格を取得できおすすめです。
詳しくは下記の公式サイト、または小学校英語指導者資格J-SHINEは必要?意味ない?役にたたない?をご覧ください。公式サイト>>>小学校英語指導者資格認定 アルク児童英語教師養成コース
以下は小学校の英語関係の教材です。ご利用ください。クラスルームイングリッシュ
- 授業の最初と最後に使うクラスルームイングリッシュ
- ウォームアップのクラスルームイングリッシュをクイックレスポンス
- TPR(全身反応教授法)とは!メリット・デメリットを解説
- 小学校のCLIL(クリル・内容言語統合型学習)メリット・デメリット
クイズ・ゲーム
ALTとのコミュニケーション
子ども用の英語教材